カリグラフィー アンシャル体の書き方練習 【Calligraphy / Uncial】
カリグラフィーペンの練習として、アンシャル体でアルファベットを書いてみました。
アンシャル体は大文字だけの書体で、同じく小文字だけの書体であるカロリンジャン体と組み合わせることもあるそうです。
インクは、カリグラフィー用インクであるアートカリグラフィーインクのローズピンクを使用しています。
プロのカリグラファーアドバイスに基づき、混ぜても濁らない鮮やかな発色・最適な濃度・均一な粒子を追求した専用インクです(製品紹介より)
さすがは専用インクだけあるのか、確かに滲みにくく、書き味に不満はありません。
キャプとスポイトが一体化している事も、カリグラフィーのつけペンには使いやすいと思います。
アンシャル体を書く時のペン先の角度は30度、カリグラフィー練習の基本となる字体といえます。
まだまだ初心者ですが、どんどん練習していきます。
【色が変わる!】万年筆用クラシックインク「カシスブラック」で書いてみた!【プラチナ万年筆センチュリー#3776】
プラチナ万年筆から発売されているクラシックインク「カシスブラック」です。
プラチナ万年筆クラッシックインクは古典インクといわれる種類のインクで、インクに含まれる鉄分が酸化し定着するため、時間の経過とともに色が黒っぽく変化していきます。
その変化は思いのほか速く、書きながらでもわかるほどです。
この動画はプラチナ万年筆のセンチュリー#3776中字でクラシックインクの「カシスブラック」の筆記した動画です。
色の変化がわかるでしょうか?
プラチナ万年筆 #3776 CENTURY センチュリー 中字
プラチナ万年筆 #3776 CENTURY
ブラックダイヤモンド ロジウムフィニッシュ 中字
ノートはツバメノートです。
基準となる中字の万年筆が欲しくて購入。
普通のセンチュリーにしようと思っていたのですが、店頭で見たブラックダイヤモンドのボディとロジウムフィニッシュのペン先の輝きにやられてしまいました。
ボディはほんの少しだけ透明なので、キャップの縁とか薄くなっているところは透けていてカッコイイ。
キャップの開け閉め(特に閉める時)に透けているところがなんとも言えない味を出していて、その度に所有欲が満たされます。
書き味は思っていたよりも固め、インクのフローも評判通り渋めです。
純正のブルーブラックインクを使用してますが、これよりフローが渋いインクだと掠れるかも。
筆記の様子を動画に撮ってみました。
(動画中ではダイアと書いてしまいましたが、ダイヤが正しいです。)
PLATINUM プラチナ万年筆 #3776 センチュリー ロジウム フィニッシュ #7-5 ブラックダイヤモンド ペン先サイズ:BB(極太字)
- 出版社/メーカー: プラチナ万年筆(株)
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万年筆用インク「Pelikan4001」4色を比べてみました。
万年筆用のインクって、いろいろな会社から本当にたくさんの種類が発売されています。自分好みの色や書き心地のインクを探し出すにも、万年筆の醍醐味の一つではないでしょうか。
今回は、老舗文房具メーカーであるペリカンから発売されている万年筆用インク「4001」シリーズから、人気の4色を紹介します。
実際にガラスペンで紙に並べて書いてみましたので、
色の違いや線の感じの違いの参考になれば幸いです。
インクカラー
ロイヤルブルー Royal Blue
ブルーブラック Blue Black
ダークグリーン Dark Green
ターコイズ Turquoise
書き味としては、ターコイズが一番インクの流れが良い感じで、線も太くなりました。
ブルーブラックが一番流れが少ない感じで、線も一番細いと思います。
ロイヤルブルーも線は細めになり、ダークグリーンは少し太めの線になりました。
拡大してみると、紙への滲み方とかがわかりますね。
書いているところを、動画に撮ってみました。
ペリカン エーデルシュタイン2018年限定色OLIVINE(オリヴィーン)
Pelikan Edelstein Olivine インクオブザイヤー2018のOLIVINE(オリヴィーン)です。
発表された時から、その絶妙な緑色(オリーブ色?)に一目ぼれでした。
Olivineとは日本語で宝石の橄欖石(かんらんせき)の事で、オリーブ色が語源だそうです。(オリーブ色”の”語源ではないことに注意)
エーデルシュタインとはドイツ語で宝石を意味するそうですが、インクボト
ルがとてもお洒落で可愛いです。
深く、落ち着いた雰囲気の緑色が、普段使いにも、大切な手紙などにもマッチすると思います。
使用したペンはPelikanのスーベレーンM400 EF。ノートはツバメノートです。
書いているところを動画にみました。(動画中はオリビンと書いています。発表当初はオリビンと表記されていました。)
万年筆 パイロット カクノ ペン先ごとの太さ比較
入門用万年筆として大人気のパイロットのカクノ。
キャップのカラーバリエーションに加えて透明軸もラインナップされています。
ペン先はとても優秀で、中字<M>と細字<F>と極細字<EF>の3種類。
どれも、入門用とは思えない性能を持っていますが、具体的にどのくらい違うのでしょうか。
パイロット万年筆 カクノのペン先ごとの線の太さを比較してみました。
中字<M>と細字<F>と極細字<EF>の比較になります。
描いているノートは5mm方眼です。
筆記動画も撮ってみました。
中字<M>
3本の中では一番太いが、決して太すぎるという訳ではなく、ノートに板書を写すような使い方にも充分使えると思います。
また、その太さからインクのフローも豊富で、書きごごちはとても滑らかです。文字を書くのを楽しむのにとても適していると感じました。
細字<F>
細くてすっきりとした線がかけます。その太さはちょうど良く、ノートにも良いし、手帳などに細かい文字を書き込むのも問題ありません。まさに万能選手と言った感じで、万年筆最初の1本に持ってこいなのではないでしょうか。
極細字<EF>
細字よりもさらに細い線がかけます。細かい書き込みが好きな人や小さめの手帳にびっしりと書き込む時にはこれでしょう。
さすがにここまで細くなると、書き心地は少しカリカリしますが、不快なほどではないのはさすがといった感じです。
ペン先の拡大写真。太さによって表情が違うんですよ。